トラブル診断

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トラブル診断

重要トラブル時の対応についてチェック箇所別にご案内します。基本的な調整値については、テクニカルサービス/サービスデータページを参照してください。


CASE01:車体が振られる場合(特に160km/h前後)

1.タイヤ

A.空気圧が低い → 空気圧調整 B.局部的な磨耗 → タイヤ交換

2.フロントフォーク周り

A.フロントフォークエア圧を左右とも点検 → フロントフォークエア圧の点検
B.フロントフォークの油面を左右共に点検 → フロントフォークオイルの交換
C.インナーチューブの曲がりを点検 → インナーチューブの修正もしくは交換
D.アクスルシャフトの曲がりを点検 → アクスルシャフトの交換
E.三又の点検 → 三又の修正もしくは交換
F.ホイールの点検 → ホイールの修正もしくは交換

3.車体

A.フロント周りの締付け具合を点検 → 全てのボルトを規定締付けトルク及び締付け順序により締付け直し
B.エンジンハンガーの締付け具合を点検 →
C.リア周りの締付け具合を点検 →

4.フレーム

A.フレームのディメンションを測定 → フレーム修正
  • タイヤパターン及び ロードインデックス(荷重)により振れが出る場合があります。
  • フロントフォークスプリングとダンピングの設定により振れが出る場合があります。
  • ホイール、ステム、スイングアームピボットのベアリングのガタにより振れが出る場合があります。
  • フレーム関連のボルトに他の部品を共締めしている場合に振れが出る場合があります。
  • ホイールもしくは タイヤサイズを変更した時に、フレーム及び サスペンションとのバランスにより振れが出る場合があります。

CASE02:キャブレター(アイドリングが不安定等)の場合

1.パイロットスクリュー

パイロットスクリューを締め込み、エンジン回転数が低くなることを確認する(4気筒共)
(パイロットスクリュー戻し回転数は2.5回転)
→ キャブオーバーホール


2.吸入負圧の点検

各気筒の吸入負圧を、バキュームゲージを使用し、測定 → 同調調整


※注意点

  • キャブレターの同調が大幅に狂っている場合には、パイロットスクリューを締め込んでもエンジン回転数が落ちない場合があります。
  • Vブーストバルブ付きの場合は、国内仕様のジョイントに交換しないと正確に吸入負圧が測定できない場合があります。
  • 吸入負圧測定前にエアクリーナ及び 点火系統を点検すること。
  • バッテリーの充電状態が正常でない場合は、点火性能が落ちることがあります。
  • キャブレター周りのゴム製ジョイントのヒビ、及び 亀裂により正確に吸入負圧が測定できない場合があります。
  • 各気筒の燃焼圧力にバラツキがある場合、正確に吸入負圧を測定できない場合があります。
  • マフラーの種類で前後の排気圧に差が在る場合、正確に吸入負圧を測定できない場合があります。
  • Vブーストバルブ付きの同調チェックについては、以下の方法である程度確認できます。まず、メインスイッチをオンにし、Vブーストバルブが全開になった時点でメインスイッチをオフにします。次に、Vブーストコントローラのカプラーを外し、エンジンを始動します。これで、Vブーストが全開のままエンジンがかかっている事になります。この状態で、エンジン回転数を1700rpmで維持できない場合は、同調に狂いがあると考えられます。
  • バッテリー寿命は約2年です。補充電を行い比重が規定範囲内であっても、基本性能が低下している場合はエンジンの始動が困難になる場合がありますので、早めに交換する方が良いでしょう。
  • 点火系統の点検の場合は、特に後ろ2気筒のプラグコードがイグニッションコイルより抜け易いので注意してください。又、プラグキャップの抵抗値が規定値外になっている時は点火時期に狂いが生じるので、この場合は新品に交換する方が良いでしょう。
  • プラグコードを社外品もしくはノーマル新品に交換した場合は、イグニッションコイルの2次抵抗値を測定し、規定値の抵抗値にあることを確認すること。プラグコードがイグニッションコイルに 正しく接続されていないと、2次抵抗値が無限大となります。
  • スパークプラグの状態が良好でない場合、燃焼状態に影響しますので、交換した上での同調調整が良いと思われます。(推奨プラグ NGK-JR8C)